INTERVIEW 01
試験とデータでより高性能な製品にしています。
学生時代は金属材料の研究をしていました。もともと自動車に興味があり、中でもエンジンバルブは高温や衝撃など厳しい環境にさらされる、自動車エンジンの重要部品です。材料の知識が活かせることに加え、自動車の中核となる部分に関われる点に魅力を感じ、フジオーゼックスへの入社を決めました。新しい材料や新しい燃料への対応など、今後も新規性のあるテーマに携われると感じたことも、大きな決め手です。
現在は技術職として、エンジンバルブの試験・評価業務を担当しています。エンジン試験や専用の試験機を用いてデータを取得し、製品の性能や耐久性を確認するのが主な仕事です。既存製品の評価だけでなく、より良い性能を実現するための改善や、カーボンニュートラル燃料に対応した新製品の試験にも携わっています。製品の寸法測定、試験の実施、その後の再計測や評価までを一連の流れとして行いますが、結果は一度の試験で出るとは限りません。同じ仕様・同じ条件で何度も確認を重ねたり、条件を変えながら試験を行ったりして、少しずつデータを積み上げています。そうした地道な積み重ねが、より良い製品づくりにつながっていくことに面白さを感じています。
INTERVIEW 02
ものづくりに関わる視野が一気に広がりました。
入社後、特に自身の成長を実感したのは、他社と協力して進めたプロジェクトです。そこでは相手先の試験機を使用して評価を行う必要があり、先方の設備に合わせたバルブを自分たちで製造し、試験までを一貫して進めました。それまでの私は、研究や試験といった工程に携わることが中心で、製造現場については分からないことばかりです。どのような機械で、どこまで対応できるのか。実際のものづくりの現場を理解しながら進める必要があり、最初は苦労の連続でした。その中で意識したのは、要望をできるだけ早く現場に伝えること、そして細かく丁寧にコミュニケーションを取ることです。一方的に依頼するのではなく、相手の立場を理解した上で、相談しながら進めることを大切にしました。
このプロジェクトは半年ほどかかり、部長・課長と私の3名体制で進めるなか、実務を担当していたのは私です。現場作業でうまくいかない時には仮説を立て、試験し、結果を見てまた考え直す。その繰り返しでしたが、上司が現場まで足を運び、具体的に助言してくれたことが大きな支えになりました。この経験を通して、試験だけでなく、製造から評価まで含めたものづくり全体の解像度が上がったと感じています。また、他社との打ち合わせや提案の機会を持ったことで、自分の考えを整理して伝える力も養われました。
INTERVIEW 03
その一歩が、成長のきっかけになります。
仕事では自主性が重宝される場面が多く、試験計画を立てるのも、分からないことを周りに聞くのも、自分次第です。特に新しい燃料や新しい技術に関わる仕事では、答えが最初からあるわけではなく、ニュースや文献を調べ、必要であれば他社にも話を聞きにいくなど、自分から知識を取りにいく姿勢が求められます。
そうは言っても、私自身、学生時代からコミュニケーションが得意だったり、主体的に動けたりしたわけではありません。入社後に、整備士の方や先輩社員について現場で仕事を覚え、試験の進め方やデータの取り方を一つひとつ学んでいきました。フジオーゼックスには、困った時に相談できる上司や先輩がいて、現場でしっかり支えてくれる環境があります。「ものづくりに深く関わりたい」という人にとっては、きっと大きなやりがいと成長を感じられる職場だと思います。
IN-HOUSE INTERVIEW
上司から見たNさん
落ち着いた物腰で多くを語るタイプではありませんが、その分一つひとつの発言と行動に説得力があり、周囲からの信頼も厚い存在です。フジオーゼックスの成長を牽引する付加価値の高い製品を具現化する研究開発という職場で、日々プレッシャーを感じながらも、強い責任感を持って業務に取り組んでいます。研究開発は「今までにない新しいものを創り上げる」言わば答えのない業務であり、地道なデータの積み上げがやがて信頼性のある結果へと結びつく、非常に根気のいる仕事です。そんな中、手探り状態から始め、試行錯誤を繰り返しながらゴールに向かうことで、技術者としても着実な成長を遂げています。仕事へのやりがいやワクワクを良いアウトプットに変えていけるよう、これからも共に頑張っていきましょう。