エンジンバルブの高い技術力が誇り。
今後は時代に合わせた
新技術の開発に力を入れていきます。

執行役員
人事総務部長茨木 徹

執行役員
静岡工場長海野 信一

取締役執行役員

福岡 聡

01

独自技術で国内シェアトップの座に。
海外への販路拡大にも期待を寄せています。

フジオーゼックスはエンジンバルブ製造をメインとした製造業です。乗用車から二輪車、建設用機器、船舶などエンジンを搭載するすべての乗り物に関わっていますが、自動車メーカーの子会社ではないため、国内すべての自動車メーカーと取引があるのが大きな特徴です。また海外の自動車メーカーとの取引もあり、中国、メキシコ、インドネシアの海外3拠点を軸に今後も販路拡大に期待を寄せています。
当社の技術の強みは「鍛造」にあります。バルブ製造では主にバー材を使用します。すでに研磨した軸と同じ細い径の素材を使い、先端部を熱処理して傘の形状を作り出すのが主な工程ですが、この工程ではバー材にコストがかかることが難点でした。そこで当社はまだ研磨していない太い素材を使い、鍛造工程にて型で押し出して形状を造っています。現在は他社でも採用されている技術ですが、フジオーゼックスでは初期からこの技術によってお客様のコスト削減に貢献してきました。
また研磨加工では、旋盤を使わず、砥石で1つ1つ研磨しています。旋盤による切削は1日に何回も切削工具を交換する必要がありましたが、砥石を使うことでこうしたロスをなくし、生産効率を高めています。

02

小型化や代替エネルギーへの対応など、
まだまだ私たちには可能性ある挑戦がある!

エンジンバルブと一言で言っても、自動車メーカーや車種によって仕様や求められる性能が異なります。例えば、自動車が使用される環境に合わせた耐久性はもちろんのこと、トラックなら長距離走行に合わせた耐摩耗性などが求められます。このように要望は多岐に渡りますが、そんな時こそ、あらゆる自動車メーカーに関わってきた実績が糧となり、幅広い提案力でお客様の課題解決に努めています。近年ではエンジンの小型化が主流になり、小さなエンジンで大きな出力を発揮する効率化が求められています。そこでの大きな課題は耐熱性能です。設計などでも解決策を模索しますが、幸い、当社の親会社は大同特殊鋼という大手特殊鋼メーカーであるため、必要に応じて、新しい素材開発も視野に入れて取り組めることも強みと言えるでしょう。
また、これからは自動車のEV化が進み、エンジンを搭載しない自動車が増えることが予測されます。しかし、トラックや建設用機器、船舶のような大きな乗り物を動かすためには巨大なバッテリーを搭載しなければならず、まだまだエンジンに頼らざるを得ないのが事実です。さらに、水素やアンモニアなど、ガソリンに代わるクリーンエネルギーも注目されています。私たちは今後、代替エネルギーにも対応できる技術を開発し、次世代自動車の開発に注力する自動車メーカーの良きパートナーとなっていきたいと考えています。

03

新規事業に取り組む若い力が必須。
働きやすい環境で失敗を恐れずチャレンジを。

世の中の変化に伴い、フジオーゼックスでは2021年4月から構造改革部を立ち上げ、3つの柱を軸に新規事業開発に取り組んでいます。1つ目は、今までまったく取り組んだことのない分野への進出です。医療分野や航空宇宙、カーボンニュートラルなどを視野に入れて検討を進めています。2つ目は、私たちの技術を生かした新事業、そして3つ目がすでに子会社が進めている介護事業や運輸事業の拡大です。
こうした新しい視野を持った取り組みには若手の新鮮な感度が必要不可欠だと考えています。男性だけでなく、女性にもチャンスがある社風ですので、ぜひ失敗を恐れずに挑戦してほしいと思います。
当社は数々の技術力のほか、働きやすいアットホームな職場環境も自慢。オープンオフィス構造で、7部署約100名の社員がワンフロアに集っていますので、何かしらのピンチが起きた時の団結力がすごいです。何かあればいつでもヘルプを求めやすく、ヘルプの声を聞いたスタッフがすぐに集まり、部署の垣根を超えてみんなで乗り越えようと一致団結します。朝昼夕の3食提供している食堂も「美味しい」と好評ですし、有給やフレックスタイム制も取りやすく、出産・育児休暇を終えた女性フタッフの復職率も高いことから若手には活躍しやすい環境なのではと思っています。

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