当社は、環境負荷低減に寄与する製品の提供はもとより、その事業運営過程においても気候変動対策として目標値を掲げ、様々な活動に取り組んでおります。
当社はCO2排出量を2023年までに20%、2030年までに50%削減することを目標に掲げています。その取り組みの1つとして、再生可能エネルギーの利用を推進することとし、日本を含む世界の全拠点で太陽光発電システムの導入を進めております。
23年3月末時点でグループ全体の合計発電能力は5,269kWに達しており、23年度には更に海外子会社、国内子会社にて1,941kWを追加設置して合計7210kWとする予定です。これらが全て稼働した場合の年間総発電量としては約8633MWhを見込んでおります。
CO2排出量削減目標達成に向けて、当社では省エネ化の推進により電力使用量を削減することにも取り組んでおります。当社設備の中には空圧で動くものも多く、そのエアを送り出すためのコンプレッサー等に多くの電力を使用しています。エア漏れの削減や空圧から電動への切替などによる無駄の削減を行っております。
エンジンバルブの製造工程では、熱処理炉での冷却水など相当量の水を使用します。これらは排水処理場で浄化し、一部を再利用しております。
当社は産業廃棄物を2023年までに50%削減することを目標に掲げています。
当社では製品運搬時の固縛などで多量にストレッチフィルム(ラップ)を使用しております。
これらを再利用可能な代替品に置き換えていきます。
当社グループでは従業員用食堂などでの食品廃棄物を2030年までにゼロにするよう取り組みます。